自閉症と海 - 梅田香子 contribute to MM JOURNAL

　どたばたっと仕事を終え、夜９時５分から近所の映画館に行ってきました。

　とりあえず「ソローキンの桜」。昭和史おたくの私、見逃すわけにはいきません。

　捕虜たちが松山に到着する海べのシーンは、海も木も遠くの島も、どうも見たことあります。思ったら、うちのプライベートビーチ（うそぴょん）、四国の家から徒歩圏内。

　夏は海水浴場、夕方６時以降は私たちだけ、人ごみがだめな自閉っこにはもってこいのブライベートビーチ状態になります。ぱちゃぱちゃ泳いだり、お弁当を食べたり、仕事の疲れを癒やすところ。

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　左のコンクリートの塊、映画にもうつりこんでしまっていました。ＣＧで消さなかったのかな？

　夫と知り合ったときは離婚が成立した次の週で、まだ結婚までは考えていなかったけれど、この家と海への距離を考え、結婚してもいいな、なんて考えました。

　というのも、自閉っこは海をみると気持ちがおちつくのです。　

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　足摺岬のほうも遊びに行ったことあります。夫は釣りきちです。この人影もそう。

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　ちょっと時間があくと、宿毛（元近鉄バッファローズのキャンプ地）なんかも行きます。時間がないときは夜、潮見表をみて近所でめばるを釣っています。

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　「写真とってくれや～」というと、いつもこんなポーズをとります。へんなの。海で泳いでいるのは次女。 f:id:mmcompany:20190329134014j:plain

　福岡の家も海に面したものを買いました。ここはその家の前、香椎イオンモールまで徒歩圏内。松本清張の「点と線」の舞台になったところです。

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　シカゴは海がありません。これはミシガン湖です。家の近くには川が流れていて、昔は下水がよくなく、半地下の便器で川魚が死んでいたことがあります。　

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　グアムも行きました。ここはちょっと小さな子供が多すぎて、自閉っこにはしんどかったようです。なのでプールで泳ぎました。

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　もともと米軍統括地でしたが、1941年12月８日、真珠湾攻撃とほぼ同時、４時間後にはグアムを空爆開始。このタモン湾には日本海軍と陸軍がたくさん12月10日には上陸してきました。

　12月12日にはグラムは大宮島、タモン湾は富田湾と名になり、日本が３年統治しました。

　今も米国領とはいえ、グアムの人には大統領選挙の選挙権がありません。

　もし将来、日本が米国領になってしまったら、グアムと同じスタートなのかも。グアム島の大半が米国の軍事基地になっています。

　長くなってしまったので、映画の話とわけますね。

　自分の買い物。パンフレットを買い忘れました。やれやれ。