スポーツライター梅田香子とMMカンパニー&CHICAGO DEFENDER JAPAN

梅田香子 contribute to MM JOURNAL

ぼこぼこ場外乱闘編

スポーツライター梅田香子の日常を日本語でメモ代わりに綴ったものです。

愛光や平成済美のお話

 私は英会話とマスコミ就職講座しか教えていません。が、経営している塾では5教科を教えてくださるスタッフがちゃんといます。

 なのでいわゆる受験戦線も無関心ではいられません。自分も子供たちも4年大学に行っていないのに。そのへんは経験豊富なスタッフにおまかせ。
 アエラの大学入試特集とか、いろいろ読んでいます。

 そんなかんや頭にあったから、室井祐月さんの「息子ってヤツは」を面白く読みました。本では学校名を伏せていますが、ラジオでは話しているし、読めば誰にでもわかると思います。
 

息子ってヤツは


 早い話、室井さんの息子は第1志望のラサールをおちて、第2志望の愛光に通っているそうです。

 愛光は四国の名門中学で、私の塾はここを志望にしている小学生が多いし、英会話だけ私に習っている生徒もいます。

 愛光は当然、現時点では中学受験には英語がありません。ただ入学してから英語はわーといっきに進むので、習っておかないといきなりはついていけなくなります。愛光は英語教育の幼稚園ももっているのですが、幼児教育についてはまた別な機会に。

www.aiko-youchisha.co.jp

 実は塾をやるきっかけをくださったビルのオーナーも愛光出身で、夫の仲良し。面白い人物なのです。室井さんの息子の話はいろいろ聞くのですが、そういうプライバシーはなしにして、本に書かれていることだけ、印象に残ったのは2か所です。

・塾通いがつづくと、息子は外出のとき、自分でジャケットを着ようとはせず、母親に「着せてくれ」ポーズをとるようになった。(娘しか育てたことがない私には、ここが妙に新鮮でした)
・地震のとき、当日と翌日、エレベーターが動かなくて、32階の自宅まで階段で上り下りした。

 息子くんは愛光では寮に入ったものの、停寮になったりもしたそうです。たしかにこれは愛光ではよく聞く話。退寮はなかなかないけれど、停寮はちゃんと勉強しないと、よくあるみたいです。

 宿題や課題もみせてもらいますが、やはり教育レベルが高い、いい学校だと思っています。愛光は卒業した後も、還暦になっても付き合いがつづくところなんか、すごくいいと思っています。

 寮ってのも、いい体験でしょう。だいぶ偏差値が違うけれど、私の長女も福岡第一高校では寮生活をおくり、楽しかったようです。問題児でしたが。

 愛光のライバルみたいなのが、平成済美です。(お互いプライドがあるらしく、ネットではときどき衝突しているらしい)
 ここも寮があるし、愛光と同じで中学→高校です。もともと男子校だったのが、2002年から共学になっていて、甲子園にもでています。安樂智大鵜久森淳志などプロ野球選手もたくさん。文武両道を地でいっているところ、個人的にとても気にいっております。野球の取材では何度かお世話になりました。

 女子バスケットボールの名門、カタリーナは女子高だったのが、共学になっているし、まあ、このへんは少子化のあおりもあるのでしょう。

 どこも優秀な生徒はほしがっていて、パンフレットや説明会の案内がたくさん送られてきます。

www.saibi-heisei.ed.jp

 平成済美は3年前から帰国子女枠として、小学校のうちに英検3級を受かっている生徒は別枠で入学試験を受けるコースができました。簡単な英語の面接があります。ただし、合格を約束するものではありません。

f:id:mmcompany:20190125121231j:plain 私の塾はすごく場所がいいのと、準会場として年に3回、英検を実施するので、平成済美を志望する生徒がたくさんいます。 今年の最新情報としては、レベルが年々あがっているせいか、英検3級はアウトでした。2級や準2級が普通で、準1級の子もいたそうです。