アメリカは車社会です。夕方5時以降、子供だけでの外出は多くの州で禁止しています。日本に来たばかりの頃、塾に行く子たちが夜いるのを見て、すごく驚いていました。
「シカゴなら逮捕されちゃうね」
「親もセットでね(笑)」
そのせいなのか、日本式のコンビニがはやりません。
子どもだけでちょっとしたお菓子を買う習慣がないのです。
コストコでまとめ買いして、きれいな飾り皿にだしておいたり、ジップバックに分けたものをスケート場にもってきている子供が多かったです。
さて、アメリカの子供たちは15歳ぐらいまで、サンタクロースをかなり本気で信じているようです。
小学校ではサンタクロースにEメールを書いて、パソコンで送る作業も習っていました。
担任が「トナカイのえさ」をくばり、当日は庭に巻くように指導します。 トナカイのエサをみせてもらうと、大麦にキラキラ光る粉を混ぜただけのように見えます。
一戸建てはだいたい暖炉があります。
ちゃんと使えますが、あくまでインテリアです。セントラルヒーティングだから暖房としては使いません。いつだったか停電のとき、薪をくべて火を入れましたが、家全体までは温まりません。昔の人はえらかった!
使わないのに、コンドミニアムでも暖炉はあったりしますから、日本でいう床の間なのでしょう。あると気持ちがおちつきます。
クリスマスイブになると、長女はここにずらずらと宿題や公文やスケートの試合でもらったトロフィーを並べていました。サンタへの手紙も長い長い。自分がこの1年どれだけ努力したかが(英語で)書き綴ってあります。日ごろはシャイな子だったので、こんなことを考えていたのか、とびっくりします。
ちゃんとプレゼントをもらえるかどうか、はらはらしているのがわかります。
福岡の家は暖炉なんてありません。下見に行ったとき、うれしそうにぐるぐると走りまわり、「サザエさんのうちに似ているねえ!」と言ったので、即購入を決めました。
すぐにクリスマスが来たので、こんなふうにレンガを積んでみました。
ただ日本の場合はなぜかクリスマス=フィギュアスケートの全日本なのです。某男子が「スケート知らねえ女と付き合うと説明に苦労する」とぼやいていました。
なので、気持ちが全日本に飛んでしまいます。出場を逃しても応援があります!(取材もありましたw)
この暖炉をクリスマスに使ったのかどうか、記憶力が悪い私はさっぱり覚えていないのです。
この暖炉もどきだけは写真が残っているから、ときどき思い出しています。ネット広告でもよく暖炉がでてくるので、私もいろいろ探したことがあるのでしょう。
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ロンドンでは暖炉に火を入れることは禁止されたそうです。それでもやっぱりクリスマスシーズンには暖炉はつきもの。火がちらちらと見えると暖かく感じるし、気持ちがおちつきます。
亡くなった姑が体温をコントロールできなくなっていて、エアコンを嫌って灯油ストーブを置きたがっていました。でも、ごみがあふれた部屋では危ないので、要注意です。隣の家まで焼いてしまった知人もいます。
ニトリで最近は火がちらちら動くストーブを見かけます。あれは買ってあげたかったなぁ。