MM編集部とその周辺。
スポーツライター梅田香子の日常を日本語でメモ代わりに綴ったものです。

今川知子さんのこと

 今日、アメリカ人の長女はひさしぶりに友だちと日本のスケートリンクへ。
 なんとY先生のスケート靴を借りて滑ったそうで、私はおもわず失神しそうになりました。日本にスケート靴を一足おいておけばいいのに。どうせ消耗品なのです。

 日本の先生たち、動画で長女の教え子やアメリカの地方大会を見ていたそうで、いろいろアドバイスをくれました。いやはや便利になったものです。

 長女にとっていちばんつらかった時期、私は次女にかかりきり、仕事も山ほどかかえて、ほとんどフィギュアスケートに丸投げでした。ぐれたりしなかったのはスケートの先生方のおかげです。
 
 たまたま伊藤みどりさんもいて、ばりばり練習していました。とはいえ、九州ではよくあるシーンで、今は結婚されて幸せそうです。

 やっぱりフィギュアスケートってのは吸引力がありますね。

 その伊藤みどりさんと同世代、同じプリンスオンアイスでも活躍した今川知子さん。
  
 高田馬場のシチズンリンクとか、平壌五輪とか、スケートがあるところには今川知子ありwww

 
 知り合ってからいいこと尽し。昔の写真なので、小さい・・・たしかそれをしないとホームページにのせられなかったのです。でも、なんかいいですよね、やっぱりフィギュアスケートって。

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 その数年前から、私は「バレエの魅力」という本が好きで、フィギュアスケート版を書きたいと思いました。企画書はまとめあげたのですが、もうボツばかり。
 
「梅田さん、やっぱり大リーグでしょう」
「フィギュアスケートは日本ではマイナーすぎますよ」
「浅田真央の本だって売れてないのに、高橋大輔の本を売れるわけありません」

 耳にタコができそうでした。後にことごとくひっくり返されるのですが。
 ちなみに出版の世界はテレビとはまた違います。「売れるとか売れない」は必ずしも人気や知名度には結びつきません。読売巨人が優勝してもスポーツ雑誌は売れない、ヤクルトや広島のほうが売れる、それだけ情報にファンが飢えているという業界話もあります。

 企画書をもって10社ぐらいまわったかな。それぐらい営業すると、どんどん新しい仕事が入ってしまうというスパイラルの中にいました。

 知子さんとはそれまで接点がなかったので、インターネットにはひたすら感謝です。フィギュアスケート情報サイト「キス&クライ」を立ち上げたところ、たくさんの選手やコーチが協力してくれました。
 本の方も共著という形をとったところ、すぐ企画が通ったのです。それが「フィギュアスケートの魔術」です。内容も厚みがぐーんと増したと思います。
 
 その後も子供のスケートのことで相談にのってもらったり、大阪の試合のとき、スケートドレスの石がぽろぽろ取れて、目の前が真っ暗になったとき、助けてもらいました。

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 長女は福岡の寮のある学校に通った時期があります。福岡の先生がときどき関西大のリンクまで指導しに行くとき、長女を連れて行ってくれました。このとき知子さんも長光チームでばりばりコーチしていましたから、私も大阪に用事をつくって高槻駅から何度となくリンク行きのバスに乗ったものです。

 また彼女と一緒に仕事できそうで、楽しみです。近畿ブロックも行ったそうだし、10月いっぱいは試合で忙しい様子。それだけに臨場感のある話を聞けるのが、楽しみでなりません。

 もう旧ルールの本なので、絶版になっています。そのうち電子書籍という形も考えています。
 
 ともかく私にとって思い入れのある一冊です。

P.S.この伊藤みどりさんの「タイム・パッセージ」はすごくいい本でした。シカゴの本棚にあります。花王としたら、この価格・・・ちょっと考えてします。でも、内容はすごくいいです。