ハロウィンのときマイケル・ジョーダンの家に行ったことがあります。
というのも、1998年10月、私は2人めの臨月で、大きなお腹をしていました。近所の子たちがベルを鳴らすたびに、いちいち椅子から立ち上がり、玄関にお菓子をもっていくのが、しんどくなってしまいました。そこで長女を連れて、マイケル・ジョーダンの家に行くことを思いついたのです。
うちから車で20分ぐらい。
ジョーダンがハロウィンの日、自宅でお菓子を配るのは地元では知られた話です。が、やる年とやらない年があったようです。
行ってみたら、ものすごい行列。背番号23番の門の前で警官がパトカーを決めて、「車オンリー。車じゃない人は帰ってください。撮影とサインは禁止です」
と交通整理していました。
待つことおよそ2時間。「車オンリー」の意味がわかりました。門から住宅までが長いのです。途中でゴルフ場やゲストハウスがあり、カーブには道路標識が立っていました。
この動画にはうつっていませんが、玄関前がロータリーになっていて、そこでまずジョーダンの友だちがダンボールからお菓子をすくい、配っています。
そこにジョーダンはいません。
私は顔見知りだったので、
「あれ、マイケルはいないの?」
と聞いたら、
「僕たちの口からは言えない」
ちょっと肩すかし。そのままロータリーをぐるっと回って、帰るところでジョーダンはコーヒーを片手に立っていました。
がっかりさせておいて、いきなり喜ばす。どうりで間隔をあけて、叫び声が聞こえてくるわけです。
私に気がつくと、
「Thank you for your bringing your kid!」
と言ってくれました。
ブルズの試合はたいてい記者席で見ています。それこそ最初の出産の前後も、大きなおなかで通っていました。ゴールの後ろのテーブル、ちょうどブルズのベンチの右横にあたります。
これはプロ野球ニュースの動画で、通訳した私もちらっと映っています。
もともとドジャースがシカゴで試合するとき、「ブルズに行こう」と誘ったのは私のほうでした。野茂は自室にいるときはブルズの試合を見ていると言っていたし、よくカード専門店をまわり、ジョーダンのカードを購入していたのです。
https://www.youtube.com/watch?v=-gDYLuWMmQs&t=8s
ジョーダンは今でもときどき野球場であいます。ジョーダンが来る試合、私はだいたい想像つくのです。
ともかく、あの日はハロウィンの魔法にかかった気分にさせてくれました。
さて、今日の英会話。
ハロウィンにおすすめのディズニー映画です。サラ・ジェシカ・パーカーって好きなのです。
『ホーカス・ポーカス』(原題:Hocus Pocus)
これは子供の言葉なので、受験には関係ないかも。ホーカス・ポーカスというのは呪いとか、魔法という意味です。