この本、好きだったけど、やっぱり絶版か。2DKクッキン おなかがすいたらつくってあげよう (集英社文庫) 谷村 志穂 https://t.co/cccDvCreXH @amazonJPより
— 🌎Yoko Umeda✒「スポーツライターの24時間」(ダイヤモンド社)kindle出版! (@yokoumeda) 2020年10月17日
この本も「秘密のクッキング」同様、日本語に弱かった長女が何度も私に漢字と材料の名前を聞きながら、つくってくれたものです。
なんでも、作者は「あいびき」という種類の動物がいると思っていたとか、うそでしょ~?
でも、長女にはそういうところもちょうどよかった。
「あいびきって、豚ちゃん(単語にちゃんをつけると、なんでも日本語になると思っていた時期がある。”おでかちゃん、行く”とか)と牛ちゃんのお肉をあわせたものなの、へー、そうなんだ」
チャーハンとかオムライスとか、簡単すぎるメニューでも、「あ、そうなんだ」というプロのコツがもりこまれ、目からウロコが落ちたものです。
とくにドイツ風の料理を食べたくなると、よくこの本を思い出し、ぱらぱら見ながら作っていました。
作者と料理研究家の飛田和緒さんがドイツに取材旅行で行ったとき、バーデンバーデンの黒い森地方で、ソーセージがぷかぷかと浮いたスープを目にします。
観光地ではなく、その土地の労働者たちが好むスープ。
バーデンバーデンといえば、昭和おたくの私にとっては忘れられない地名でもあります。
戦前、日本の陸軍関係者がバーデンバーデンのよく留学していたそうで、岡村寧次、永田鉄山、東条英機、山下泰文、武藤章が次々と送りこまれ、武藤はそこで社交ダンスやアイススケートを習ったそうです。あ、また話がそれましたが、さかのぼること大正10年、永田鉄山らが陸軍の改革をこの地で誓うのです。(バーデンバーデンの密約)
まったくドイツ料理から話がそれてしまいましたが、彼らもこのソーセージぷかぷかスープを食べたのでしょうか?
私はこの本を参考にしつつ、ドイツ人とイギリス人のハーフ友だち、Mのママに教わったレシピで、ときどき作るドイツ料理を書き留めておきます。
ザワークラフト
自家製ソーセージ
ソーセージぷかぷかスープ
この3点です!