一戸建ては無事に完成いたしました。
暑いし、しんどいし、疲れた、と言いつつ、潮見表をみて夜になると、夫は海にでかけていきます。
主に釣れるのはアジとメバルです。
めばるは煮つけか塩焼きです。
アジは衣つけて、南蛮漬けに。
もういい加減にしろ、という感じ。冷蔵庫がぱんぱんです。
かたっぱしから料理して、近所におすそわけです。
「食べられる分だけ少しずつ釣ってくればいいのに」と私。
「そんなん、できるか」と夫。
昔、中日ドラゴンズが九州の串間でキャンプしていたとき、小さな小料理屋が一件ありました。そこしか知らないから、星野監督とも権藤博さんとも行ったことあります。
店の大将は海のことを冷蔵庫と呼び、フグ料理の免許ももっていました。
星野監督はフグ鍋はもちろん、白子をちょっと焼いたのが好きでした。
大将はモリでフグをつくそうです。冷蔵庫(海)に行って、浅瀬にもぐり、底でじっとあぐらをかいて、フグを待つ。
フグは海の中ではふくれていません。フツーの魚みたいに正面から大将に向かって泳いでくるそうです。
がまんしていると、フグとにらめっこになります。そのままフグが大将を無視して、横切ったところをモリでつくそうです。
「なので、本当にかしこいフグは横切るとき、ぱっとヒラメみたいに体を上にむけて、泳いでいくから、もりでつかれなくて助かるんだぞ」
なんてことを言ったのは、星野監督付マネージャーの早川実さんでした。
その串間まで福留孝介選手のお父さんは見学に来たそうです。
Bye now.