スポーツライター梅田香子とMMカンパニー&CHICAGO DEFENDER JAPAN

梅田香子 contribute to MM JOURNAL

ぼこぼこ場外乱闘編

スポーツライター梅田香子の日常を日本語でメモ代わりに綴ったものです。

スケートのコスチュームを縫うお話(布編)

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 塾のほうで(英会話&マスコミ受験&学習塾なのにw)、「縫い方を教えて」というママさんが現れました。まあ、場所はとりません。というか、やっぱりドレス作りはエキサイティング!はまります。

 さっそく型紙をさがしたところ、この値段にびっくり。2万円ごえ・・・そんなはずなーい!型紙なのに、でも、英語サイトのアマゾンをみても、かなりのお値段。それとこういうレースが伸び縮みする布を手に入れるのは大変なのです。他と変化がつくので、日本人のママが狙っている・・・

Jalie Sleeveless Skating Dress Dance Gymnastics Costume Sewing Pattern 3240 by Jalie

Jalie Men's Figure Ice Skating Bodyshirt Shirt Costume Sewing Pattern #2802 by Jalie

 私はこの型紙を幾つかもっているので、塾までこれる方はうつして使えばいいや。コピー機もあるのだし。もしかして、これって今となっては10万円以上の価値?・・・そんなわけはありません!

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 おちついて探索したら、このjalieという会社はサイトを充実させ、ダウンロードできるようになっていました。なかなか便利です!あはは!10万円儲けそこなったぜw(まあ、私のは使用済みなので、もともとそれはありえません)

https://jalie.com/

 布は大阪の三徳が便利です。ここにも作り方のサイトがありますね。ただレース地とか珍しいものになると、日本中からライバルがみはっているらしく、たちまち売り切れ。あまったらヤフオクでも売れるので、買い占める人も。(日本のスケート界は狭いので、思い切り人間関係が悪くなっていましたよw)

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 楽天にもありますが、ここのベージュ地はいまいち。スタンダードな色はオッケー。

 私がいちばん使うのは海外のここ海外のここ。日本にも送ってくれます。というか、顧客はたくさんいるみたい。

https://spandexworld.com/

 日本国内ならここも。

Shine Art シャインアート(ジュエルファブリック)ストレッチ生地・装飾品販売

2ウェイという布を選ぶのが大切です。1ウェイだと横にしかのびません。何もかかれていないストレッチしない布は競技向きではないから、絶対にだめです。

 戦闘服をつくるんですから!あと胸の飾りも社交ダンス用の花やレースを買ったりしないように。これは絶対にダメではありませんが、注意が必要です。動きが激しいので、伸びない飾りをつけたら、破けてしまいます。

 ストーンもそうですが、飾りはともかくしっかりつけないと、スピンの遠心力で飛びます。甘くみてはいけませんw下の赤いのは津留豊先生のデザインです。

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 だいたい初心者は1着つくるのに、シングル幅ならゆとりをもって2.5メートル、ダブル幅なら2メートル購入したほうがいいです。(私は初心者とはいえませんが、失敗が怖いので、やっぱりそれぐらい購入します)

 これなら長袖もOK。半袖なら余ってしまいます。でも、失敗したり、破損したとき、簡単に補充がききません。今の選手はビールマンをやるから、おそろいの布で手袋や靴カバーを作るのも素敵です。ぬいぐるみに同じドレスを着せて、神棚に供える人もいます。

 年末年始は私ものんびり、シカゴの家でソーイングするつもりなので、気がぬいたら過程を書きます。

 

P.S.「ダブルって布が二重になっているんですね!」という質問をいただきました。違います。トイレットぺーパーではありません。www布地はシングル幅は90センチ、ダブル幅は約1メートル40センチで販売されているものなのです。

  残ったのでこんなの作るのもいいかも。ストレッチする布は扱いにくいけど、なかなか役にたちます。