スポーツライター梅田香子とMMカンパニー&CHICAGO DEFENDER JAPAN

梅田香子 contribute to MM JOURNAL

ぼこぼこ場外乱闘編

スポーツライター梅田香子の日常を日本語でメモ代わりに綴ったものです。

#アメリカで家を売る2021

 まとめておきます。

 私は中古の家を過去にも何度か買ったり売ったりしているのですが、今回ははじめてすべてがリモートで行われました。

 

 数年前から、私はもう雪かきや芝刈りがいやで、郊外のタウンハウス住まい。

 2021年の夏、長女が単独名義でファースト・ハウスを買いました。長女の新しい家もかなり広い。

 それとは別に、1990年代に買った家があります。私の単独名義。(とはいえ、旧姓だったので、ちょっと今回、書類の手間がかかりました)これまでずっと長女の友だちやフィギュアスケート選手たちの合宿所として活用して、思い出はたくさん。

 五輪選手もホームステイしたことあります。

 そうそう、野茂英雄の大リーグ入りで仕事がいそがしくなり、最初の家の住宅ローンを5年でおえてしまい、そっちを賃貸にだして、ここ買ったんだっけ。

 

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 コロナ渦で1年半、シェアハウスは中断。固定資産税はなぜか値上がり。日本円にすると年間90万円近い。

 さらに川が近いので、洪水率が10の4と高く、大雨の日は気が気がありません。

 

 いろいろな条件が重なったので、売り出してみよう。

 旧知の不動産屋に頼み(その昔、ホワイトソックスの井口もお世話になった人!)市場に出してみました。

 長女は夏に20件ぐらい見ていますから、「キッチンを新しくしたりすると、値段がぐーんとあがる」と。

 でも、コロナで無理そうなので、as it is(現状売り)にしました。

 家を売る前にしたことは、プロのハウスクリーニングを雇ったことぐらいです。

 最初の4日間で、買い手の名のりをあげたのは4人。そのうち2人がなんとキャッシュ・オファー(現金一括払い)でした。

 住宅ローンは完済した物件なので、あわてる必要がありません。4人の中からいちばん高い値段をつけた人を選び、インスペクター、銀行の査定、住宅ローンの申請を待ち。

 クロージングといってタイトル・カンパニーの事務所に、売り手と買い手それぞれが弁護士(行政書士がいないから、こういうときも弁護士です)を雇い、何十枚もの書類にサインしていくのです。

 福岡で家を買ったときは、住宅ローンを組んだわけでもないのに、なぜか福岡銀行の香椎支店の2階で契約しました。不動産屋がそこを指定したからです。

 

 でも、今回は長女が買ったときもそうだったようですが、お互いの書類をEメールでやりとりするだけ。ノータリ―・パブリックのスタンプが必要な書類4枚だけ、書留でタイトル・カンパニーに郵送しました。

 

 クロージングといっても、日付だけで時間の指定はありません。

 売る相手にあうこともなく、名前しか知らされません。

 鍵はすでに不動産屋に渡してあります。

 のんきにツイッターしていたら、「クロージング終了」というメールが入り、チェイス銀行を見たら、入金されていました。

 もう1年近く足を運んでいない家なので、ちょっと不思議な気分でした。

 買ったときの値段より、約8万ドルのプラス。差額が25万ドル以内なので、税金はかかりません。

 正直この国の固定資産税は高いので、家を買うといっても国に賃貸料を払うようなものです。

 ただ買い替えのとき、ちょっと利益がでるぐらいかな。賃貸ならそれはありませんからね。普通だとローンを完済する前に買い替えるので、次の家の頭金ぐらいにはなるようです。

 アメリカ人は平均7年ごとに家を買い替えるというデータがありました。(古いデータかも)

 

 米国はもうすっかりコロナ前の活気を取り戻しています。が、賃貸アパートの値上がりが激しく、「シェアハウスを再開してほしい」という声もあります。

 クリスマスが終わり、春が近づいたら、ぼちぼち次の物件を探すつもり。もう借金はいやだから、ローンは組まないかも。

 

 おしまい。