20年以上借りている作業場、「私が新オーナーだ。退去してくれ」と最初の現れた女性は無関係の人物だった。登記簿をみたら土地は仮登記(農地法代5条)、建物だけオーナー・チェンジ。Y社のYさんが購入したとなっている。Y社の住所に「家賃を払うから賃貸契約を結ぼう」という旨の内容証明を送った。
— Yoko Umeda 🇺🇸新刊「ヒトラーと握手した日本の少女 稲田悦子伝」 (@yokoumeda) 2021年10月11日
誤字脱字が多い。反省しよう。最初の→最初に
9月になってすぐ作業場に突然、株式会社○○ ××しのぶという名刺をもった女性が現れた。
自分は元のオーナ-Aさんから買った。早く立ち退いてほしい、と。
あとで登記をしらべたら、株式会社○○は実在していたが、この名前の女性は3年前に代表取締役を退任。
不動産業ではなく、土地を買った形跡もなし。
ただ3月31日に所有者が変わっていた。Y社のYさん。
建物はすでに登記ずみ。土地は農業法にひっかけって、仮登記のまま。もともと農地なのだから、農業従事者以外が買っても、そんな簡単には登記できない。高齢者施設を建てるとかなら、また話は違ってくるけど。
Yさんから電話がかかってきて作業場で待ち合わせ。もう一人つれてきたから、てっきり登記簿にあるY社の社長のSさんかと思い、「Sさんですか?」と聞いたら、Yさんが「実は私はYではなくSです」と名刺をだした。一緒にきたのはまた違う不動産やのA氏という名刺。
— Yoko Umeda 🇺🇸新刊「ヒトラーと握手した日本の少女 稲田悦子伝」 (@yokoumeda) 2021年10月11日「何年かしたら出て行ってくれますか?」と言うので、賃貸契約書を出して権利を主張する。というか、この人たち仮登記のまま。「その予定はしばらくないです」と言ったら、家賃の値上げを要求してきたので、やんわり拒否。そしたら、「あなたのところでこの土地を買いませんか?」ときた。
— Yoko Umeda 🇺🇸新刊「ヒトラーと握手した日本の少女 稲田悦子伝」 (@yokoumeda) 2021年10月11日
買うも何もこの人たち、土地は仮登記のままずっとペンディング。農地だから登記の許可がおりないだから、売れる立場じゃない。このへんは弁護士と行政書士にうちも確認済み。新しい契約を結ばないのなら法務局から供託と言う形でうちは払うからいいんです。
— Yoko Umeda 🇺🇸新刊「ヒトラーと握手した日本の少女 稲田悦子伝」 (@yokoumeda) 2021年10月11日
さすがに高齢者2人折れてきて、夫に「いやはら、手ごわい嫁さんをお持ちですなぁ」ですと。ここで意外な事実、うちは9月まで毎月、元の家主に家賃を振り込みつづけてきたが、なんともうお亡くなりに!息子と娘はそのことを私たちには一言もいわず、家賃をうけとっていたのだ。
— Yoko Umeda 🇺🇸新刊「ヒトラーと握手した日本の少女 稲田悦子伝」 (@yokoumeda) 2021年10月11日
うちはずっと普通に家賃を払い、9月までオーナー・チェンジも知らずに来たのに、愛媛県の某弁護士は有料相談で、「あなたは不法退去です。すぐに出て行かないと訴えられて、工具の引っ越し代も請求されて破産します」と。他の弁護士や行政書士にこの話をしたら、「若い弁護士はものを知らないから」
— Yoko Umeda 🇺🇸新刊「ヒトラーと握手した日本の少女 稲田悦子伝」 (@yokoumeda) 2021年10月11日
米国では「10人に一人しかまともな弁護士がいない」と言われていますが、日本もかなりこれに近いので、選ぶときは気をつけましょう。もちろん実力と誠意が備わった弁護士さんもいますよ。大阪だったからちょっと遠いけど、そっちに頼む理由がわかった。
— Yoko Umeda 🇺🇸新刊「ヒトラーと握手した日本の少女 稲田悦子伝」 (@yokoumeda) 2021年10月11日
建物の新オーナーは登記簿上はY社のY氏なのだが、現れた人物は「Yは屋号で、Sといいます。もう50年このへんで不動産の整理にあたってきました」と名のるだけ。最初に現れた「しのぶ」という女性は?「ああ、あれは関係ありません」ときたものだ。
そっちの会社の登記簿も調べたけど、ちゃんと株式会社になっているが、しのぶという女性は3年前に退職している。業務内容は「地域の産物を販売促進」だの「人材派遣」だの「福祉業務」だの、だらだら20項目もあった。不動産の資格はなし。
賃貸契約書をかわすことになり、行政書士に文面をチェックしてもらってから、ハンコを押して送り返すことになった。今はここまで。(追記、その後、新たな賃貸契約が結ばれ、同じ家賃を払いつづけています。半年後になんとまたまたオーナー・チェンジ。なんと自宅の斜め向かいで生まれ育った人で、この方も行政書士(ややこしい)。どういう理由かわからないが、仮登記のまま新たな契約を結び、その行政書士の事務所当てに同じ家賃を払いつづけています)
ばいなう。