リアド・サフォフの言葉が引用されているところ。すばらしい。「フランスは読者の国、書物の国(略)さまざまな文化があふれていて、この国はそれを実にこころよく受け入れています。・・・たとえ反対のことを言う人がいたとしてもね」←今の日本に決定的に欠けているところ。 https://t.co/zEUIxgJaOe
— 🌎Yoko Umeda✒「スポーツライターの24時間」(ダイヤモンド社)kindle出版! (@yokoumeda) 2020年10月12日
バイリンガル環境といえば、シカゴの家の向かい側、メキシコ系ファミリーなので、4人の子供たちは両方の言葉を話す。孫が2人加わったけど、さて、何語を話すのかな?
うちの隣はポーリッシュ一家で、一人息子が私の長女と同級生。学校では普通に英語を話した。が、誕生日パーティーに呼ばれたら親戚とはポーランドを話す。
大リーガーでも英語とスパニッシュ両方を話す選手や監督、コーチは多い。
この国では二重国籍や3重国籍はあたりまえにいるし、バイリンガルやトリリンガルの教育について、ピリピリ神経をとがらせ、親同士が競争意識に燃えているところがない。
さて、フランスの通信社の記者カレンさんの夫は日本人の漫画家。2人の子どもを日本で育てている。
子供たちのフランス語の維持には頭をいためる環境だが、いたって自然体である。言葉だけではなく、「文化や国の魅力を伝えていきたい」と。
これがいちばん大切なことだと思う。
ときには笑いながら。↓この表情なんかすごく好き。
カレンさんは日本語、夫はフランス語を勉強中なのだが、赤ちゃんたちだった子供たちに語学力ではぬかれてしまいう。私にも覚えがありますがな。
カレンさんは子供にフランスの言葉だけじゃなく、文化や歴史や魅力を教えることにしているそうだ。これ、大事、英米人きらいだけど、就職のために英検の勉強している人、いませんか?それと小さなミスを指摘されてキレる人は語学はむいていないから、やめたほうがいいと思う。 https://t.co/zEUIxgJaOe
— 🌎Yoko Umeda✒「スポーツライターの24時間」(ダイヤモンド社)kindle出版! (@yokoumeda) 2020年10月12日
ゆっくり休暇をとろうと思っていたら、カルロス・ゴーンの逮捕で超いそがしくなるくだり、笑いごとではないけど、笑った。私も出産してゆっくり子育てしようと思ったら、マイケル・ジョーダンがNBAに復帰することになり、気を失いそうなほど忙しくなったっけ。子育て記憶喪失。 https://t.co/zEUIxgJaOe
— 🌎Yoko Umeda✒「スポーツライターの24時間」(ダイヤモンド社)kindle出版! (@yokoumeda) 2020年10月12日
私は昭和史おたくなので、話がぶーんと飛ぶのだが、アメリカとの戦争の開戦と終戦で外務大臣だった東郷茂徳氏。外国人妻をもった来栖三郎夫妻とも吉田茂夫妻(雪子夫人は牧野伸顕の娘で、海外暮らしがなく、夫婦喧嘩は英語だった)とも、家族ぐるみのお付きあい。
長女の東郷いせは山王スケート場とドイツの大使館の前の湖で、フィギュアスケートの先生について、稲田悦子先生と共に札幌五輪の候補選手でした。
いせは父親の海外転勤でアメリカ、ドイツ、スイス、ロシアで暮らし、しかも母親はドイツ人だったので、東郷外相は相当に日本語教育には悩み、家庭教師をつけたり、歌舞伎には毎週つれていったりしたそうです。
今みたいにネットがない時代、外交官の家庭では必死だったみたい。
来栖三郎さんの娘も文献をみると、「あ」と「お」を間違えている。
吉田茂の娘、麻生和子さんも飯塚に嫁いだときは、ぶっとび伝説をたくさん残している。
それにしてもうフランス語を学ぶことは、英語と違って外野がいろいろうるさくなくていい。
英語だと「だから、日本の英語教育制度は問題がある」という話しにとんでしまい、時間が無駄になってしまうことが多いのだ。
今はインターネットで交流できるのだから、
「そこ違うんじゃない?」
「こうしたほうがいいんじゃない」
と指摘しあうことができる環境。
なのになぜか、
「私はこれでも英語準1級もっています」
とか、ニューヨークに3年(爆笑)住んでいたとか、攻撃的になる人が増えた。
(いや、あの、娘も私もとうの昔、一発で英検1級うかっているですが)
英語だといきなり体温あがっちゃい日本人がなぜか多い。フランス語や他の言語には寛容なのに。これはやはり入試の科目だから?
語学って完璧になるまで使わなかったら、いつまでたっても上達しないと思う。
笑ったり、怒ったりしながら、使っていくと、暗記をつめこまなくても、ミスした箇所は後々まで忘れない。<了>