スポーツライター梅田香子とMMカンパニー&CHICAGO DEFENDER JAPAN

梅田香子 contribute to MM JOURNAL

ぼこぼこ場外乱闘編

スポーツライター梅田香子の日常を日本語でメモ代わりに綴ったものです。

日本は治安がいいと思いこんでいる方たちへ。古いです!

 眠れないので夜中にぱっと目をさまし、本を読んだりしています。
 読んでいると、わくわく興奮して、目がぎんぎんになってきます。
 考えてみると、スポーツ新聞のデスクや編集者から、「いつ寝ているの?」と言われるぐらい、睡眠時間が少ないほうでした。
 

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 眠れなくなったひとつの原因は、先週末に検察庁から半年に一度の定期便が来たことと無関係ではないかもしれません。
 これは来年いっぱいで終わるとのこと。というのも、犯人が刑期を終えて出所するからです。

 犯人を刑務所にぶちこんだ場合、希望する被害者家族だけ、刑務所での動向を手紙で受け取ることができます。
 犯人からの謝罪の手紙を受け取るかどうか、これも被害者家族の希望によります。うちはノー。

 出所したら晴れて自由の身になり、どこにいるか居場所はわからなくなります。

 再犯者でした。犯人の個人情報は守られているので、名前しか知らされていません。 

 営業車で勤務中、ほとんどの犯行は昼間の公園で小学生や中学生を相手にした、強制わいせつ行為です。なぜ昼かというと、夜は彼女と会う予定が入っていたそうです。

 まず現行犯でつかまり、写真を携帯に保管していたことが余罪の証拠になりました。

 隣がスーパーマーケットという公園で、植込みやトイレに連れ込み、昼間の犯行がほとんどだっだそうです。

 顔も裁判のとき、ちらっと見ただけで、特長らしい特徴がありません。黒いふちのメガネをかけていました。

 うちは言葉がない子なので、まったく知らないまま、半年後に刑事さんがうちに来て、説明を受けたのです。

 顔だけは見ておこうと思って、裁判は長女と行きました。

 考えてみると、福岡はコンビニ強盗が多く、「コンビニのバイトはやめておこうね」と話し合ったほど。痴漢だって自殺だってまわりで数えきれないほど事件が起きています。

 アメリカは銃がどうのこうの、言う人もいますが、まともな小学校は親でも簡単に中には入れないシステムになっているのです。人生の大半をアメリカで生きているのに、危ない思いをしたことは一度もありません。

  あの瞬間、私の頭をよぎったことはともかく殺されなくてよかった、自閉症だろうとなんだろうと、私はこの娘を失うようなことがあったら、生きていく気力がもてません。

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 私のようなダメ親を反面教師にして、かわいいお子さんがいる家庭ではぜひ気をつけてください。

 来年また一人、性犯罪者が刑務所から釈放されて外にでます。車や玄関や塾や寝室にはいつも金属バットを置くことにしています。じゃないと深く眠れないような気がするからです。

 ばいなう!

 

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