シカゴの家の近く、車で10分ぐらいのところに、マクドナルド一号店がありました。無料の博物館です。ところが、残念ながら去年、取り壊して更地にしていました。
この写真は川の水が氾濫したとき、撮影したものなので、膝まで水がきています。
自然災害は恐ろしい。その反面、子供のはしゃぎっぷりときたら!
うちの子たちやトイプードルは怖がりなので、みんな私にくっついて寝たものです。
その一方、アメリカ人はどんな状況においても、楽しむ心を忘れないような傾向があります。
最近はなくなりましたが、シカゴの家では何度か水害がありました。
うちの近所では大雨で水害になると、ガレージの車を外にだし、BBQ用のテーブルを広げ、ろうそくをたてて、ビールで宴会がはじまります。
停電になると冷蔵庫の買い置きがだめになる→ガレージでホームパーティー。
という思考のようです。
半地下のトイレの便器から川魚が飛び出すわ、臭い匂いでカーペットはダメになるわ、ボイラーなども全部が総取り換えになりました。
もう腹たって売ろうしたら、近所にカジノができて、市が川を大工事してくれました。なので、10年近く、水害はありません。まあ、水害の後じゃ売れるわけもありませんね。
下の写真はそのとき撮ったものです。
ぎりぎり近所まで、水がきて、写真の奥では車が半分つかってしまっています。
確定申告の季節になると、東日本震災のことを思い出します。
夫とは絶賛遠距離恋愛中でした。
あの日、夫は愛媛から1年分の膨大な領収書を福岡の家まで持ってきて、パソコンで打ち込むことになりました。今は最後に目をとおすだけですが、あの頃は領収書を読み上げるぐらいのことはしてくれました。(あたりまえ!)
単調な作業なので、普段は見ないテレビを見よう、と。つけました。どのチャンネルも信じられない光景が広がっています。
大変なことが起きているのだと気がつきました。(おそすぎ!)
私の親は福岡と東京の家を往復していて、ちょうど東京のはず。あわてて携帯に電話したものの、つながりません。
国分寺の実家は本棚の本が全部、床に飛びだしたそうです。
姪たちは都心の学校に通っていたので帰宅難民になりました。
その後も計画停電もつづき、マンションのエレベーターが使えなかったり。
それを聞いたとき、自閉っこをかかえるうちは絶対むりだと思いました。帰宅難民になったら、そのまま行方不明になりそう。
ただ去年、愛媛も水害があり、ボランティアにもいき、同じような悩みをかかえる親と話しをする機会がありました。
都会より、地方都市のほうが、自閉症の子は安全なのかもしれません。
これは長くなりますから、また違う機会に。
加筆訂正です。ツイッターで指摘されましたが、シカゴ郊外のマクドナルド店はマクドナルドの一号店ではなく、フランチャイズの一号店だそうです。
ご指摘をありがとうございました。
そうなんですね!そういえば表示とかは前もなかったです。ホント更地にしていましたしたね。一号店じゃないなら、あまり意味がないからかもしれません
— 🇱🇷🇯🇵梅田香子⚾️Yoko Umeda (@yokoumeda) July 17, 2019
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