2日ほどまともに寝ていません。パソコンの前で寝落ち。目がさめたら、ひたすら打つべし、打つべし、打つべし!
やっと終わりが見えてきました。自営業者は労働基準法で守られていません。
税理士さんて編集者より怖い。
「毎年、ぎりぎりじゃ僕も困るんですよ」
「来週の月曜にしましょう。どうせまたキャンセルするんじゃないですか」って。
「金曜には途中経過を報告してください」とも。
ほうれんそう?(報告・連絡・相談)
その電話は、ちょうど英会話を教えている最中、携帯にかかってきたのです。でなきゃよかった。「目の前に生徒がいますから後で」と言っても、なかなか切ってくれません。「先生、なんか税務署ともめているの?」なんて小学生に聞かれてしまいました。もめてないって!まだ提出していないんだから、問題おこしようがないでしょーが。
夫は心配してくれて、「次の日曜なら手伝えるから、無理しなさんな」とは言ってくれるのです。でも、この優しさは曲者。どたんばで仕事が入って、泣く羽目になった過去があります。
大洲市でリフォーム中なので、朝早くお弁当をもってでて、夜遅く帰ってきて、疲れているのはよくわかります。日曜日も休みません。水回りのリフォームはトイレでもお風呂でも、お客さまがその間は使えないのだから、休む気になれないそうです。まあ、いつものこと。
でも、叱られたので、やる気になりました。終わりが見えてくると、やっぱり税理士さんに感謝したい気持ち。(たぶんむこうは嫌でしょうが)
だいたい私は原稿の締め切りは守るほう。ただ数字が弱くて、身長をフィートに直す原稿はよく間違えます。たぶんその方面では軽い学習障害をもっているのかもしれません。
社会人になってから、計算といえば打率や防御率やマジックナンバーまでの勝率だけ。
夫は無謀にも私に関数を教えようとしました。が、ちんぷんかんぶん。建築業では使うそうです。あと寸法を測るのもメモななんかとらず、頭で記憶しています。すげっ!
関数どころか、塾講師への時給の計算も私がやると、足し算が毎回違うので、夫に手伝ってもらっています。
実はパソコンの打ち込みも、0の数をときどき間違えてしまうのも、税理士さんに嫌がられている原因のひとつ。
よそは税務署がきているのに、うちだけ来ていないのはおそらくここの税理士事務所さんのおかげ。
夫と若かりし日、糸島半島までBBキングのライブを聞きにいった友人が所長。
所長はやさしいのに、担当者が超きびしいのです。嫌われている感じがありあり。
私がパソコンとコピー機でつくった日報を大ホッチキスで閉じて(便利です!)片方のページに領収書を貼り、それをエクセルで打ち込んでいきます。
見開きが1日分。1冊が1か月分なので、12冊あります。
ホッチキスは大型を使っていて、とても便利です。
- ジャンル: ホッチキス
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文房具が好きなので、ついこんなのも買ってもっています。
長い原稿と同じで、途中パソコンのトラブルで今ここで消えてしまったら、自殺したくなります。
なので、何度か途中、自分にメール添付して、バックアップをとっておきます。
細かい領収書はやっと片付いたので、あとは通帳みて下請け業者や応援大工への振り込み、それとクレジットカードでの仕入れを打ち込めば、私の任務はほぼ完了。
確定申告することで、工務店は4月に1年分の消費税をもっていかれるので、つらい。通帳からぱっと消えるのです。
これからライター用をやりますが、こっちは4月に源泉徴収されていた分、返ってくるのです。ちょっとうれしい。
もうひとつ、アメリカの確定申告もやります。
長女は高校生のときは手伝いましたが、18歳からは自分でやっています。アメリカは所得税も固定資産税も信じられないほど高いのです。
スケートのコーチって試合の遠征費が生徒の親持ちなので、あまり経費がかかっていません。
税金控除は未婚の20代だと、シティカレッジの授業料ぐらい。他はなんもなし。
思えば、私も20代から毎年100万円以上、たくさん税金を払ってきたものです。
ライター業では税務審査が入った経験はありません。
でも、アメリカでは何度か、音楽関係者がやられていました。
というのも、ライブハウスで仕事しはじめるから、一度も税金申告しないまま、大人になってしまうんですね。ライブハウスの経営者はちゃんと申告しているので、ある日IRSからぽんと請求がきたときは延滞料も加わっています。
3年前だったか、英語を教えていた学習塾で税務調査が来たのは、真のあたりに見ています。
高松の国税局と松山税務署の人と一緒にきて、刑事さんみたいでした。
過去の生徒名簿をチェックして、7年分の授業料、毎月100万円前後を隠していたのが発覚。追徴課税を払った後も半年以上、市県民税とか国保とか、数百万円単位で請求きたそうです。
お客にだしたお茶のパックで、「さあ、今日はみんなであたたかいお茶を飲みましょう」というタイプだったので、税理士は雇っていませんでした。
やはり専門家の意見がいちばん大切です。