スポーツライター梅田香子とMMカンパニー&CHICAGO DEFENDER JAPAN

梅田香子 contribute to MM JOURNAL

ぼこぼこ場外乱闘編

スポーツライター梅田香子の日常を日本語でメモ代わりに綴ったものです。

「社畜」と「奴隷」のお話

 エリック・クラプトンも歌っている「クロスロード」。クラークスデールのクロスロードを訪れた私は、なぜか道でカツラを拾いました。

 捨ててきましたけど。

 なんで、カツラが落ちていたのでしょう?

 スピリチュアル的に考えてみよう。でも、わかりません。謎です。

 だいたい日本人ぐらいオリンピックのボランティアでもなんでもすぐ「奴隷」という言葉を使いたがります。欧米人はそんな単語、気軽には使いませんよ。
 インパクトがあるからでしょうが、「奴隷」の意味をわかっているのでしょうか?
 鎖につながれて、ムチでうたれながら炎天下、このへんで「奴隷たち」は綿花をつんだものです。そんなのオリンピックと違うでしょう? 

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 私は浦島太郎なところがあるから、実は「シャチク」ってつい最近まで「社内貯金」のことだと思い込んでいました。妹2人はOLで、なんやかんや貯めていましたから。

 長女「ママ、シャチクって知っている?」
 私「会社にお金を預けて、貯金をつくること」
 長女「なんで?やつぱりニッポン人てよくわからないや」
 
 ふと気になって、wikiで読んだら、あっとおどろくタメゴロー!大はずれでsてぃあ。

ja.wikipedia.org

 社畜(しゃちく)とは、主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされてしまい自分の意思と良心を放棄し奴隷(家畜)と化した賃金労働者の状態を揶揄したものである。「会社+家畜」から来た造語かつ俗語で、「会社人間」や「企業戦士」などよりも、外部から馬鹿にされる意味合いを持つ。
(中略)英語圏では同様の概念として「wage slave」(賃金奴隷)が存在する。

 

 皆さん、知っていました?知っていたんでしょうね、また私と娘たち以外は。(笑)

実はカラオケ・ボックスも知らなかったのです。カラオケの音がでる装置だと思っていました。

 さっそく英語版のwikiで「賃金奴隷」を読む。

en.wikipedia.org

 ファシズムとの関連性など、昭和史おたくの私にはとても面白い。

 でも、社畜って「wage slave」とはだいぶ違うと思いますよ。これってすごく日本独特。たぶん外国人にはなかなか理解してもらえないでしょう。

 なのに、会社をやめてブログで稼げって・・・そんなん面白い?しかも東京ではなく、田舎で暮らせって。世界はこんなに広くて、面白いことがたくさんあふれているのに、バッカみたい。

 こんまりと違って、こんなことアメリカのテレビで言ったら、大笑いされると思います。

 私と一緒に塾を経営しているY先生の息子さん、国立大を卒業して内定を4つ。商社を選び、これから世界をみてくると、心はずませているのがわかります。
 今まではバックパッカーみたいな旅行をしていたけれど、今度からはビジネスクラス、ビザもなんもかも会社がもってくれるわけです。

 海外にでると、そんな日本人ばかりです。「社畜」なんて言葉をどうやって理解してもらえばいいんだか?

 私の長女はフィギュアスケートのコーチが本業です。

 でも、他に2つ仕事をもっていて、1つは日本企業のマネージャー。なので日本に会議で来るときの飛行機代はでるし、普段も健康保険やら車やらなんやかんや会社から出してもらっています。もちろん給料もボーナスも。そんなに低くないです。(変わった会社らしく、社長の信頼を得ているそうで、マネージャー会議の日程はフィギュアスケートの試合にあわせて決めてくれるそうです)

 お金をもっている企業は世界中にいくらでもあリます。そこに自分の能力あるいは企画を認めさせ、利用しちゃえばいいんですよ。

 だいたいいやな会社で奴隷みたいに働くのなら、さっさとやめて他をさがせばいい。100回でも200回でも転職して、楽しい、やりがいのある仕事をさがしたらいいじゃないですか。
 
 そんなことより、毎日ブログを書け、とかなんとか命令されて。人間としてのプライドはどこ?そのほうがよっぽど奴隷に近い生活だと思います。

item.rakuten.co.jp

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