スポーツライター梅田香子とMMカンパニー&CHICAGO DEFENDER JAPAN

梅田香子 contribute to MM JOURNAL

ぼこぼこ場外乱闘編

スポーツライター梅田香子の日常を日本語でメモ代わりに綴ったものです。

自閉症と納豆ごはんのお話

 楽天のポイントが今月いっぱいで2万円失効するというメールがきていました。

 なので、予算オーバーではありますが、炊飯器を買います。

 これがもう最近の悩み。

 自閉症の次女は米の飯+納豆が好きで、朝からすごい量を食べています。

 小学校3年生まで、納豆ごはんとフライドポテト以外、何も食べませんでした。昔は機内食も食べられるものがなかったので、納豆ごはんを冷凍でもちこんでいたほどです。

 それを日本のA先生が大特訓してくれて、なんでも食べられるようになったのです。とても感謝!

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 この写真はシカゴのウィリスタワー。A先生は冒険好きなのですが、次女は怖かったようです。


 自分でよそうのはいいことだと思い、黙認してきました。が、最近はいくらなんでも太りすぎ。ケアマネからもヘルパーさんからも心配されて、白米は制限することにしました。

 1.おかずは野菜中心で、量は増やす。

 2.私はキッチンの床に寝て見張る。

 昔も家を勝手に飛び出してしまうブームがあり、そのときは玄関ドアの前で私は寝ていました。

 そのときそのときマイブームがあって、自分の頭をガラスにぶつける、公共の場で服をぬぐ、アイホンを歯でかんで割る、髪の毛を根本からざっくり切る。

 不思議なことにマイブームはいつも1つ。1つのブームが終わると、次のブームがはじまるのです。

 次女は私がいるとご飯を一杯しかよそわないのに、トイレに行った隙にもう一杯、こっそり食べようとしたので、叱ったらもう怒った怒った。

 だだだだ・・・と2階にあがって、バーンと乱暴にドアをあける音がしたので、いやな予感。

 寝ていた夫が起きてきて、「いきなり殴られた~」とのこと。

 血がつながっていないパパなのに、10年も生活費の心配がない生活させてもらっているのに、ホント申し訳ない。

 もともとは星野仙一タイプで、ケンカっぱやい人だったそうです。でも、子ども好きなので、次女から殴られても蹴られても、ぐっと我慢してくれます。(彼を昔から知る人は、私のこと”猛獣使い”と呼んでいます)

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 だいたい夫はゴリラだから、バナナをあたえたら、すぐ静かになるのです。


 話を炊飯器に戻します。今の炊飯器だと「飯がうまくない」と言うのは夫の意見です。私は内心、今よりお米がおいしくなったら、次女の食欲が倍増してしまうようで、不安でしかたありません。

 でも、他に買うものもないし、失効はもったいないので、買うことにします。

 夫は最初「えー、炊飯器に5万円か!シカゴの冷蔵庫代じゃないか!」と言っていましたが、ポイントのことを説明したらニッコニッコ。「炊飯器はミシンの下に隠すとか、どうかな?」

 前にもそんなことをやりましたが、自閉症とはいえ、知能はあるので必ず見つけるんですよ。

 シカゴでは外のガレージに第2の冷蔵庫をおいて、そこに納豆だけ貯蔵していたこともあります。

 というわけで、すったもんだしましたが、炊飯器は購入することにしました。