一家にひとつふたつ3つは買い置きがある、アイス・メルト!雪がふった日のための塩です。
私「これ日本にも売っているといいのにな」
夫「あほか。こんなん道路にまいたら、車がさびて、わややで」
私「そういえば、ボルボのバンパーがよく道路ひきずるから、何年かおきに買い替えてたっけ!」
ネットニュースのおかげで、急速に広まっているようです。シカゴの冬の寒さは今にはじまったものではなく、対策もそれなりです。
とくに雪対策はお見事!
だいたい夜ふっても朝には主要な道路から雪がのけられ、塩がまかれ、普通のタイヤでも走ることができます。
お隣がそういう市からの請負業者で、息子と2人、夜中に出動していました。それもそのはず過去、雪対策が遅れたシカゴ市長は誰も再選されない、と言われ、本当に落選しているからです。
当選確実といわれた現市長が、選挙前の大雪で対策に遅れ、落選したことも。
今のシカゴ市長はラーム・エマニュエルで、オバマの片腕で、いずれは大統領選と噂されています。
シカゴでは4年に一度ぐらい寒い冬があると言われ、ものすごく寒い日があります。
とはいえ、車社会なので外を歩く機会が少ないのです。報道の記者席はあまり遠くなく、NFLのベアーズで80メートルぐらい、NBAのシカゴなら50メートルかな、歩くのは。
マイナス20度をこえると、寒さが歯ぐきにしみるので、もくもくと黙って歩きます。目にしみて頭痛がするという人もいます。シカゴはもともと風が強いので、ふぶきになると50メートル歩くのが困難、雪山で遭難する人の気持ちがわかるような気になります。
私は寒さが苦手なので、記者席に飛び込みますが、アメフトの試合はシカゴではドームじゃありません。ファンはビールを飲みながら応援しているので、いつも驚かされます。
こんなに寒いのにシカゴは夏の五輪に立候補して、プレゼンで東京に負けたことがあります。山がないから冬の五輪は無理なのです。スケート場はつくれますけど、山は作れませんからね。
真夏は40度近くなります。まあ、オリンピックには向いていませんね。
夏休みが長いので、公立学校にはエアコンありません。
保守的なスポーツ愛好家が多いので、ドーム球場を望む声もありません。
さて、ちょっとここ数日、頭をかかえてしまうできごとがあり、めげる気分がつづいているのですが、暗い話は自分の中で昇華しきってから、書きます。この関連。
http://zenjisyakyo.com/data/40koetatyousa.pdf
生きていくってしんどいよな!これは亡くなった永谷脩さんの言葉。私がもっとも尊敬しているジャーナリストの一人です。
永谷さんは小学館の「あぶさん」で担当編集者だった人。独立して会社つぶして、フリ―ランスになり、私はいろいろ教わりました。
「あぶさん」と「ドカベン」は私の人生のバイブルで、ほとんど全文暗記していました。
運動はオリンピックをめざす人以外にとっても、大切。何かやっておいたほうがいいですよ。お年寄りは障害者にとっても、大切です。アメリカみたいに車社会になると、スポーツジムに行くなりしないと太ります。糖尿病がものすごく多いのです。