ニューオリンズ・ジャズ・ヘリテージ・フェスティバルは毎年4月の週末から5月1週目に週末にかけて開催されます。昔はぶっつづけで1週間あったと記憶していますが、今は平日はなし、2週つづけて週末だけ。これは町全体が観光業で潤いますから、いいアイデアだと思います。
この動画は雰囲気だけ。競馬場が丸ごと会場になっているので、ともかく広いのです。ジャズだけではなく、ゴスペルやブルースを1日中、演じているステージもあります。
友だちと今年も行くかどうか、迷っていたところ、ローリングストーンズが出演が発表されました。ちょうど全米ツアー中なのは知っていました。あーあ。これはホテルも混みそう。
彼らが出場する5月2日だけ、入場料金増し。185ドル+もろもろ。まあ、スタジアム・ライブよりは安いけれど、他にもサンタナ、アル・グリーンとすばらしいミュージシャンがでる伝統のフェスティバルなのに。公式フェイスブックのほうもたくさん厳しい意見がついています。
「矢沢栄吉は好きだけど、矢沢のファンは大嫌い」と言ったレコード会社のディレクターがいました。
私は別にそこまで音楽に詳しくはないけれど、ローリングストーンズのファン・ツアーとか評論家とか、どうも人間関係が苦手です。
ストーンズはツアーのときシークレットライブをやるそうです。1997年のシカゴはダブルドアというライブハウスで、当日まで秘密は見事に守られました。わかってからが大混乱。
日本のファン気質は独得で、宗教団体になってしまうというか、異論反論は一切許さないところがあり、ストーンズのファンもそれ。うちに泊めたこともあるのですが、息子が未成年なのに勝手に車を運転されてしまい、おっそろしかった!妊娠がどうこうとか、不倫相手の名前がたまたま私と同じで勘違いされて、知らない奥さんから怒りのファクスが届いたり・・・大変でした。
さて、夫の友だちも熱狂的なファンがいて、「ストーンズを好きじゃない人間とは付き合わない」と明言してしまう友人もいます。まあ、半分冗談なんでしょうけど。だって夫はストーンズが大嫌いなのです!言わなくてもいいのに、それを言ってしまう。まあ、私も似たような性格ですが。
ただ「キャデラックレコード」という映画に、若き日にストーンズたちがマディ・ウォーターズを訪ねてくるシーンはわりと好きです。
野球場はクイーンやストーンズの曲がかかることも多く、「ミスユー」はいい曲だな、と思います。また、これを言うとすごく怒る人たちがいるのですが、私とは関係ないやん。やっかましいわ!またこれは違うときに。
それと村主章枝さんが滑った「Paint it black」はすごく好きなプログラムでした。