スポーツライター梅田香子とMMカンパニー&CHICAGO DEFENDER JAPAN

梅田香子 contribute to MM JOURNAL

ぼこぼこ場外乱闘編

スポーツライター梅田香子の日常を日本語でメモ代わりに綴ったものです。

ラスベガスからロサンゼルスへドライブした話

ニューヨークではめったに運転しません。もっぱら地下鉄とタクシーです。
他の都市ではたいてい空港で借ります。とくにロサンゼルスなんて車がないと、どこにも行けません。
レンタカーはゴールドのメンバーになっていないと、二時間近く待たされてしまいます。

この動画はロサンゼルス郊外。レイクアロウウッドというミシェル・クワンや浅田姉妹、本田真凛が練習しているリンクのあたりです。

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ラスベガスからロサンゼルスは3時間半ぐらい。砂漠がつづきました。

この光景を見ていると、NHKの大河ドラマ「山河燃ゆ」を思い出してしまいます。原作は山崎豊子著「二つの祖国」。これはもう何度読み返しても面白いのです。

第二次世界大戦のとき、日系人が収容された砂漠の施設がこの近くでした。ちょっとしたミュージアムになっているそうです。いつか行ってみたい。

クリスティ・ヤマグチの母親はそこで生まれたそうです。

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あのドラマでは、バナナ野郎(外見は黄色だが、中身は白人という意味)のチャーリーを沢田健二、離婚する妻を島田陽子が演じていました。主人公のケーンは松下幸之助、妻のエイミーは多岐川由美で、リトル東京で白人に強姦されるシーンが恐ろしかったです。

というのも、90年代はリトル東京内のホテルニューオータニーにしょっちゅう泊まっていたので、たまたま徒歩圏内の紀伊国屋書店に行って、この「二つの祖国」の文庫本を買いました。国分寺の実家にハードカバーをもっていたのですが、何度も読みたくなるので文庫はシカゴの自宅においてあります。
来栖大使もたくさんでてくるし、昭和史おたくの私としては日米交渉の場面で、訂正を入れたい箇所はたくさんあります。
でも、やっぱり物語をして面白く、二重国籍についてあれこれ考えてしまいます。
東郷茂徳を鶴田浩二が演じていて、かっこよかった!「国籍にこだわって生きるな」

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本にでてくる中で唯一、私が実際に会ったことがある人がいます。それは東京ローズです。彼女はシカゴカブスの球場からすぐのところに住ました。

東京ローズ (文春文庫 (295‐1))