筆者は今まで出た記者会見の数、おそらく千回をこえているでしょう。
日本より米国のほうが多いかな。
記者会見は本来テレビ中継されるショーとは違います。日本語でも英語でも、なかなか失敗を重ねないと、むずかしいものなのですよ。
大坂なおみ選手のようなタイプは、日本語はゆっくりはっきり話しかける。早口はダメ。わけわからん。「日本中のファンが熱狂して応援していたことはご存じですか?」から入れば問題なし。回答は英語でしょうね。
英語で質問するならもっと簡単。
Don't you have any
これで別に問題なし。村上大介にも長洲未来ちゃんにもこれ使いました。
毛色の変わった質問をするときは、前置きで、not to be negative と入れたら親切です。全体会見はともかく質問を短く、相手の言葉を引き出すこと。だらだら長い祝いの言葉もいりません。Congrats!かGreat job!ぐらいで、すぐ切り込みましょう。
祝福とか自己宣伝の場ではないから、御世辞の言葉はいりません。べつに相手を怒らせてもいい。早い段階で打ち切られると自分も他者も困ります。怒られそうな質問は終わりのほうに。わざとらしいほどハードボイルドな顔で質問すると、あとで選手と笑い話になったりします。
下の画像は野茂英雄。マスコミ対応の参考になるかな~と思って、マイケル・ジョーダンと会って段取りをした日のこと。1992年のプロ野球ニュース。へたくそな通訳はほとんどはぶかれていて、ほっとしました。
NOMOウォッチin U.S.A.―1995年、ドジャースが歴史をつくった
- 作者: 梅田香子
- 出版社/メーカー: ブルースインターアクションズ
- 発売日: 1995/12
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る