スポーツライター梅田香子とMMカンパニー&CHICAGO DEFENDER JAPAN

梅田香子 contribute to MM JOURNAL

ぼこぼこ場外乱闘編

スポーツライター梅田香子の日常を日本語でメモ代わりに綴ったものです。

記者会見の話【大坂なおみ】

筆者は今まで出た記者会見の数、おそらく千回をこえているでしょう。
日本より米国のほうが多いかな。

 

記者会見は本来テレビ中継されるショーとは違います。日本語でも英語でも、なかなか失敗を重ねないと、むずかしいものなのですよ。

 

大坂なおみ選手のようなタイプは、日本語はゆっくりはっきり話しかける。早口はダメ。わけわからん。「日本中のファンが熱狂して応援していたことはご存じですか?」から入れば問題なし。回答は英語でしょうね。

英語で質問するならもっと簡単。

 

Don't you have any particulary reason to chose be representive from Japan? Have you ever experienced to be confused about it?

 

これで別に問題なし。村上大介にも長洲未来ちゃんにもこれ使いました。

毛色の変わった質問をするときは、前置きで、not to be negative と入れたら親切です。全体会見はともかく質問を短く、相手の言葉を引き出すこと。だらだら長い祝いの言葉もいりません。Congrats!かGreat job!ぐらいで、すぐ切り込みましょう。

祝福とか自己宣伝の場ではないから、御世辞の言葉はいりません。べつに相手を怒らせてもいい。早い段階で打ち切られると自分も他者も困ります。怒られそうな質問は終わりのほうに。わざとらしいほどハードボイルドな顔で質問すると、あとで選手と笑い話になったりします。

 

下の画像は野茂英雄。マスコミ対応の参考になるかな~と思って、マイケル・ジョーダンと会って段取りをした日のこと。1992年のプロ野球ニュース。へたくそな通訳はほとんどはぶかれていて、ほっとしました。

Hideo Nomo met Michael Jordan